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Today'sゆい工房

しとしと雨の降る今日のような日は、あらためて軒のある家がいいなと思います。

 

軒先は、日差しをコントロールするものであるとともに、雨水が建物外壁にあたらないようにするものでもあります。

 

日本の古建築では、軒の長さが建物を長寿命化させるものとして、とても重要視されていたように思います。

「軒の長さで1尺(およそ30センチ)で建物は10年長く保つ」という話を先輩の建築士から聞いたことがありました。

確かに、神社仏閣の軒は、9尺(およそ2.7メートル)以上迫り出していて、数百年と建物を守っている感じがします。

現代のような防水技術や外壁素材がなかった時代においては、建物の長寿命化には必須なものだったと思われます。

 

現代建築が、新素材によってその形状を変えてきていますが、素材だけにたよらず、建物全体のトータルな発想で、建物形状なども決めていくことが大切ではないかと思うこの頃です。

 

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