事前敷地調査は大事!②
2018/01/20(土)
家づくり
前回、敷地調査は大事!というお話を簡単にいたしました。
今日は、同じく多いケースのご紹介です。
少し長くなってしまいますが、さらっと目を通してみて下さい。
②「宅地だって聞いたから大丈夫」「農地だけど、宅地に転用すれば大丈夫」
・宅地だとおもっていたら敷地の一部が農地(田・畑など)だった場合
・農業振興地域だった場合。
などなど…建替の方で、実際に住んでいる方でさえ農地だとご存じなかったケースも。
農地転用許可がおりれば、問題なく建てられますが、
タイミングによっては時間がかかってしまうので、早めに動くことをおすすめします。
→状況により【適用外証明】の制度が利用できる場合があります。
-非農地であることの証明。ただし現況が農地以外になったときから20年以上経過した事実が,公的に証明できる場合
(盛岡市HPより引用/自治体により異なります)
これは農地転用ほど時間がかからずに解決できます。
→【農業振興地域】だった場合、計画が大きく変わります。
農業振興地域とは、相当期間の農業の計画が決まっており、簡単に農地転用できない地域です。
農地転用手続きに加えて、農業振興地域からの除外を申請する必要があります。
対象の土地が、農業振興地域に編入されていることをご存じない場合もありますので注意!
農地転用や、農業振興地域からの除外は、
確実に許可が通るとは限りません。こちらも早めに調査をし、事前にしっかり計画を練ることが重要です。
その他、多くの理由で建築計画が変わってしまう事があります。
建てるのはまだ先!という方も、土地をお持ちであれば、一度調査を依頼するのがおすすめです。
(他社でも調査は受け付けているかと思いますが、ゆい工房では無料の範囲で調査を行っています)
岩手の木を使った家づくり
ゆい工房 庄子