美しい言葉。

2008/02/20(水) 日常
毎月、自宅に化粧品メーカーから小冊子が届きます。いつも化粧品からは1歩離れたテーマを取り上げた内容になってます。
数か月前に、今も尚よく耳にする「品格」が特集になっていたのですが、その中にオードリー・ヘップバーンの言葉として
『美しい唇のために親切な言葉を話すこと
 美しい目のためには他人の美点を探すこと』
という、お言葉がありました。調べていくと、それはオードリー・ヘップバーンが亡くなった年に、息子たちに遺言として読み聞かせたというサム・レヴソンという方の詩集でした。

以下Audrey Hepburn(Barry・Paris 永井淳訳)より引用
 
 美しい唇のためには、親切な言葉を話すこと。
 
 美しい目のためには、他人の美点を探すこと。
 
 スリムな体型のためには、おなかを空かした人に

食物を分けてやること。
 
 美しい髪のためには、

 一日に一度子供の指で梳いてもらうこと。
 
 バランスのためには、

 決して自分一人で歩くことはないと知って歩くこと・・・・
 
 人間は、物以上に修復され、更新され、生きかえらされ、
 
 再利用され、改善されなければならない。
 
 何人をも決して見捨てては、ならない。
 
 助けてくれる手が必要ならば、

 自分の腕の先にその手があることを忘れるな。
 
 年をとれば、きみは二本の手を持ってることに

 気づくだろう。
 
 自分自身を助ける手と、他人を助ける手と。
 
 

読み聞かせた後、オードリーは二人の息子達に

「私がつくりだした最大の宝物だ、あなたたちは」といって詩集を置いた。

心に染み入るお言葉でした。机の上でボタンを一つ押せば全てが済む様な世の中になりましたが、人の思いやりや支えなしでは世の中は成り立たないんだな…と、私なりに解釈をしました。久し振りに心も潤いました。
ご存じの方も多いと思いましたが、この気持ちを分かち合いたく紹介させていただきました。
同じように潤って頂ければ幸いです。

                        工務課 笹渡

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