古民家のリフォーム

2013/02/04(月) 未分類
古民家といわれる住宅。

岩手には、戦前に建てられ、長く住み継がれてきたお住まいがたくさんあります。

骨太な架構で、塗り壁による仕上げ。とても風合いがいいものです。断熱材がない時代の建物ですから、冬はとても寒いのですが、リフォームすることで、まだまだ現役で温かく暮らせるお住まいに変身することも可能です。

写真は、築80年以上のお住まいをリフォームさせていただいた事例です。

これまでに、ビニールクロスや合板フローリングを用いたリフォームを、何度か行われたようです。無垢の木と漆喰などの塗り壁は、経年変化でいい風合いになるのですが、いわゆる建材は、緩やかな経年変化ではなく、貼りもののが剥がれてくるような劣化なので、とても違和感を感じます。

今回は、南部アカマツの床板に、珪藻土の塗り壁で仕上げています。

薪ストーブも設置し、暖かなお住まいを実現できたと思います。

これから、さらにご家族だんらんの日々を繋いでいってほしいと思います。

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