耐震診断の現場から①

2007/01/19(金) 未分類
一昨年から、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)
に加盟し、ボランティアで
住宅の耐震診断を行ってきました。
現在まで、およそ70棟の住宅を、
耐震診断ということで、拝見してきました。

当社の施工ではない現場ですので、
図面もない場合が多く、間取り図を起こすところから始まります。
壁の仕上げなどから、全体の壁バランスを計算し耐震性を評価していきます。

床下や天井裏にもぐって、建物の痛み具合なども確認します。

ある現場では、床下の地面が、地割れして
床束が傾いている所もありましたし、
また、シロアリの害が、土台・柱・梁までが
至っている現場もありました。

お客様の考え方にもよりますが、
蟻害を受けている現場では、
非常に危険なため、速やかに
被害部分を撤去し、耐震補強を行いました。

住まいの定期点検は必要ですね。
人間も、健康診断で、悪いところの早期発見ができる。
そうすると、治療も軽くてすみます。

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