構造材の伐期

2007/02/19(月) 未分類
 構造材の伐採時期は、冬季が最も適しているといわれています。その理由は、水分を吸い上げなくなっているこの時期、木は休眠中であり、水分が少ないので、重量も夏季と比べて軽くて運搬しやすく、また木の乾燥コストを抑えることができるのです。
 季節はずれで伐採してしまうと、保管も難しくカビが生えてしまったりすることがあります。
 木は生き物なのだ。ゆえに、そのことを理解して使わなければ。
 美しい日本の木の家を作るということを考えたとき、特に赤松のような梁材に使う大きな木は、欲しいからといってすぐ調達できるものではないということを、あらためて感じました。

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