国産スギでつくるシステム家具『組手什』

2013/03/04(月) 未分類
 組手什(くでじゅう)は国産材の胴縁寸法材に組手加工を施した什器用資材です。

被災地の支援ということで、国土緑化推進機構から、この組み立てキットが送られました。

創意工夫でいろいろなものになります。間仕切り家具となったり、椅子になったり。

被災地だけでなく、私たちの実際の生活でも、活用できて、面白い仕組みです。

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■「組手」の由来
クデと読みます。「組手」と書いて「クデ」と読ませるのは、建具・指物職人ことばのようです。
配置方向の異なる材料の接点や接合方法を示す木工・建築用語では一般的に「仕口(シグチ)」が使われますが、今日でも、建具・指物職人の間では材が直角に交わる場合の切り欠きを「組手」と呼んでいます。

■「什」の由来
ジュウと読みます。「什器」とは日常生活で使用される道具のことで、食器や家具などのすべてを示す言葉でしたが、今日では、店舗における商用の器材全般を指し、ラックやショーケース・テーブルのほか、アクリルポックスや商品ディスプレイなどの小型の雑貨も含む業界用語として使われています。
ここでは「人」に「十」という単純な二画文字を組み合わせた漢字に着目し、これを人々が交わり、人々が重ね合わせてつくりだした暮らしの道具と理解して商品名に「什」を使っています。
また、「什」には、会津藩における藩士の子弟を教育する組織名の意味もあるそうです。
「一つ一つは細く弱いモノも組むことによって堅牢な構成が得られる」という意を込めたいという思いです。

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