子供が健やかに育つ5つのポイント

2009/08/27(木) 未分類
子供のことを考えて、新築を考える方がいます。
その際のポイントですが、いくつかあるでしょうが、
まとめてみると、以下のようになるでしょう。

①家族の絆が深まる住まい

ひとつ屋根の下で暮らすわけですから、アパートのような建て方では面白くありません。家の間取り次第では、家族と顔を合わせることなく出入りができる場合がありますが、このような作りは、好ましくないと言われています。
リビング階段の設え、対面スタイルのキッチンなども一般化しています。

②子供の成長に対応できる住まい

家族構成の変化に対応できるような、可変的な間取りにすることをお勧めします。田の字プランと言って、戦後、嫌われてきた日本の間取り構成は、実は可変的で、一面ではすぐれた考え方だったのかもしれません。これを現代的にアレンジしていくととも必要でしょう。

③安心、安全、健康に対応できる住まい

ドアに手を挟んだり、家の中で転んだり、意外に家の中での事故があります。小さい子供の誤飲など、お母さんの目が届く間取りや、おもちゃなどが片付けやすい間取りなども考えていく必要があります。なめても大丈夫な自然の仕上げにすることも大切でしょう。シックハウスなどはもってのほかです。


④家事や育児作業を軽減できる住まい

子育て中のお母さんは、とにかく忙しいものです。片付けがうっとうしく感じることも。この時期に、あふれるものとしては、玄関周りに、ベビーカー、三輪車などなど。室内には、各種おもちゃ、絵本などなど。洗濯物の量もかなり多くなります。適切なところに、収納の計画ができればと思います。玄関収納や、リビング収納、食品庫、掃除用具などの収納、などなど。


⑤自立心や教育を考えた住まい

子供の自立をどのように考えるか。教育方針にもよりますが、親がかかわりを持ってあげることは、大切なことでしょう。独立した子供室があると、子供の自立心が育つなどといって、鍵のかかる子供室を用意した時代もあったかもしれませんが、逆に、引きこもり不登校なども引き起こしました。東大に合格するような子供は、意外にも、ダイニングなどで勉強しているという話も明らかになってきますと、子供の自立心とは、親から学ぶものなのかもしれないということ。子供が最初にかかわる家族という社会の中で、関係性をしっかり結ぶことができることが、まず、大切なことでしょう。

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