家をつくるということ

2009/10/09(金) 未分類
家をつくるということ

鳥が巣をつくるのを、じっと見ていたことがあります。

ツバメなどは、建物の軒先に巣を作りますから、忙しそうに飛び回る姿に、感心したことを覚えています。

動物は基本的に、自分の巣は、自分でつくる習性があるのでしょうが、ヒトは、いつの間にか、自分の巣作りを、専門家に託すようになりました。

これは、自然界では、特殊なことなのかもしれません。

しかし、自然の中に生きる、私達は、本能的に、どのような素材で巣をつくるべきかということを、知っているのでしょう。

できるだけ自然の素材でつくりたいというのは、本能的にかなっていることではないかと思うこのごろです。

家をつくるつくり手の都合が、どうしても先にきてしまい、本能に反したものができてしまっているかもしれません。

謙虚に反省し、本質的に考えていく必要が、あります。

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