自然素材で家を建てるということ

2013/12/29(日) 未分類
昨日から本日にかけて、ゆい工房の本社の大掃除をしました。

床板も少し汚れがついてきたので、ペーパーをかけて、メンテナンス用のワックスで雑巾がけをしました。

合板のフロアーは、表面に傷がつくと貼り合せた合板が剥がれだすので、それを防ぐために固い塗膜を作る必要があります。ペーパーをかけて補修するなどということはできません。

無垢の床板は、剥がれるということはありません。基本的には、汚れを防ぐ意味で自然塗料を木にしみこませて保護することになります。
無垢の床板は、手入れが大変なのではないかと、ご心配される方もいますが、実際にやってみると案外、難しくないものですので、一度体験してみてはいかがでしょうか。

本社は、築25年くらい経過した共同住宅をリノベーションで社屋とした事例です。床板のヒノキ材は、リノベーションの際に、岐阜の森林組合の方から、伊勢神宮のご遷宮のために伐採された材のおこぼれをいただきました。ちょうど今年が遷宮の年ということで、感慨深いものがあります。

これからも、歳月を重ねて、深い輝きのある床板になってくれればと思います。

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