ゆい工房社長 職人時代③

2008/01/15(火) 未分類
●大工さんを統率する難しさ

ゆい工房に入社して、大工さんの手元でボード張りのお手伝いから始めた訳ですが、大工さんというのはちょっと気むずかしい人種です。

大工さんは、職方の中で自分が一番偉いと思っていますからね。今でこそ少なくなりましたが、電気屋さんや水道屋さんが、工事前に必ず大工さんの棟梁にお酒を一升とどけたといいます。

実際、私が入社したばかりの頃、気に入らない電気業者には、配線が終わる前に壁を貼ちゃったり、水道業者さんの配管の立ち上がりを塞いだりする大工さんがいましたね。(もちろん、今はいませんが・・・。)

近年は木造住宅でも工事監督が大工職をはじめ、全ての工事業種を統括する形になりましたから、随分工事現場のスタイルも様変わりしました。

当時の経験から職人を選ぶ際には、その職方の社長さんの気立て選ぶようにしています。もちろん技量も伴わなければいけませんが・・・。

スポーツでもキャプテンを中心に選手の心が一つにならないと強いチームになれないように、住宅の施工現場も、工事監督を中心に心を一つにしないといい家はできません。

後に、協力業者会の「木匠会」を結成したのもそんな理由からです。


つづく

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