柿田川湧水群にびっくり。

2008/02/01(金) 未分類
「柿田川湧水群」は静岡県の東部、駿東郡清水町にある。

富士山に降った雪や雨が地下の溶岩堆積層を浸透し、10年の歳月を経て地上にわき出してくる。

水量も、水質も東洋一なのだそうだ。実際わき出した水は何も水質改善処理を施さずに飲料水になるのだという。

ただし、この豊富な湧水群も、かつては製紙工場と紡績工場に利用され、その排水や廃液の堆積物で覆われていたのだとういう。

昭和40年代から地域の有志で署名活動を続け、工場の移転に成功、その後耳を貸してくれない公共機関に頼らずに住民運動で、湧水群の復元を達成したのだという。

3年後には、富士山とともに、柿田川湧水群を含め世界遺産登録がほぼ確実な状況だという。(富士山は膨大なゴミ問題が登録の最大の障害だったようだが・・・)

柿田川みどりのトラストというボランティア団体が、現在も湧水群の隣接私有地の買い上げ活動を継続しているのだそうだ。

1ページ (全34ページ中)