グリーンコンシューマーって何?
環境問題に関心があってもなくても、新聞や雑誌で目にする
 「グリーンコンシューマー」という言葉。これってどういう意味?
 
 今日はその簡単な解説を・・・。
 
 大辞泉によると、「地球環境問題への関心が高まる中で、地球環境を破壊しない商品、環境保全に貢献している企業商品を購買しようという運動」ということになる。
 
 1988年、英国の環境コンサルティング会社が出版した「グリーンコンシューマーガイド」という本がその言葉の語源。この本は日本の環境運動家にも大きな衝撃をあたえ現在でも各地で新しい運動が展開されている。
 
 その中でも中核的な役割を果たしている「NPO法人グリーンコンシューマー東京ネット」の「グリーンコンシューマー100万人宣言」を紹介する。
 
 1.必要なものを必要なだけ買う。
 2.長く使えるものを選ぶ。
 3.包装はできるだけ少ないものを選ぶ。
 4.マイバックを持っていく。
 5.省資源・省エネルギーのものを選ぶ。
 6.季節に合った生活をする。
 7.近くで生産されたものを選ぶ。
 8.安全なものを選ぶ。
 9.再生品を選ぶ。
 10.環境問題に取り組んでいる会社のものを選ぶ。
 11.グリーンコンシューマーの仲間を増やす。
 
 次世代の子どもたちに環境問題を押しつけることなく自らの責任を果たす行動を目指し、環境に配慮した行動がとれる人こそ、真の「グリーンコンシューマー」なのだろう。