消費税増税前に家を建てるのは本当に得か?

2013/01/07(月) 未分類
広告代理店の担当者から聞くところ、プレハブメーカー各社、パワービルダーの駆け込み需要大作戦が2月から始まるのだそうです。

このタイミングの根拠は、住宅の場合には消費税増税の影響が大きいため、十分な軽減措置をとることが法律に盛り込まれているためです。

現状その軽減措置が決まっておらず、2013年1月下旬頃に税制改正大綱で明示する見込みだからです。

そのため、情報収集中で様子見のお客様の方向性も定まるであろう2月に満を持して、「増税前に家を建てよう」という大キャンペーンをするわけです。

次に紹介するダイヤモンド・ザイの資料によると、今年の9月末までの契約分はたとえ来年3月末までに完成しなくても5%が適用される見込みで、各社9月末までの駆け込み受注を必死にアピールしてくるのは確実な状況です。

ところが、駆け込み契約が必ずしも得になるとは限らないのです。

ダイヤモンド・ザイの記事によると、前回5%に消費税がアップした際には、消費税増税後に住宅価格そのものが値崩れをおこしたために、結果的にあわてて駆け込んで家を建てたお客様は損をしたというデータがあるのです。

また、中古住宅の場合個人間の売買には消費税は課税されないため、中古住宅を購入してリノベーションを実施するという選択肢も有力なのです。

岩手県の場合には、被災地の住宅建築のピークが今年から来年にかけて始まりそうで、消費税増税後に建築価格がさほど下落せず、逆につり上がってしまうという最悪のシナリオももちろんありえないことではありません。

いずれにせよ、今年9月までに大手メーカーと契約しても、6ヶ月ではいいほうで1年先の着工ですでは、その間にああすればよかった、こうすればよかったと心変わりがして、あんまりいい家づくりにならないのかもと、ちょっぴり心配になってしまいます。

安物買いの銭失いにならぬよう、なぜ家をたてるのかを家族で明確にし、しっかり取り組みたいものですね。

1ページ (全34ページ中)