減築の可能性

2014/04/13(日) 日常
「新築」、
「増築」、
「改築」、
 建築行為は、壊してまた造るということで、これまでは、どんどんと増えていく場合が多かったのですが、

最近、「減築」という考え方が、新たな選択肢になるのではないかと思うところです。

『日本の美は、引き算の美だ』と語る方がいました。
「侘び」「寂び」といった作品の中には、そこにたどり着くまでの歳月を感じ、生命力のすごさといったものを感じたりします。
ムダと思えるものを引いて、また引いて、そのものの本質が残るというところでしょうか。

住宅でも、無駄をそぎ落としていく中で、究極のプランにたどり着くことができるのかもしれません。

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