自分の山の木で家をつくる

2010/04/18(日) 日常
「自分の山の木で家をつくる」というプロジェクトに取り組んでいます。

この前、お客様の伐採現場に行きまして、柱や造作材にするスギの伐採を見ました。

わが国では森林を資源として、守り育ててきた歴史があり、これは、今後も重要な事業として続けていく必要があると思います。

森林資源を循環的に利用するわけですが、今植えた木が、すぐ使えるわけではなく、現在使える木は、50年以上成長したものでなければ使えません。

現代社会は、欲しいと思ったものがすぐ手に入る、便利な世の中になりましたが、そのものが準備できるまでにかかる時間や手間を考えなくなっているかもしれません。

今使える木も、何代か前の方が汗を流しながら植え育ててきたもので、そこには、未来の子孫への思いが込められています。

それを使わせてもらえるということは、とてもありがたいことだと思うこのごろです。