石見銀山 世界遺産登録

2007/08/10(金) 未分類
「石見銀山」が世界遺産登録!というニュースを聞いて、そんな有名な銀山が日本にあったの?という感想を持った人は多いのではないだろうか・・。

実は私もそんな一人で、ニュースで知るまで、「石見銀山」のことを全く知らなかった。

これは完全に時流から取り残されてしまっているぞ・・・、という焦燥感からアマゾンを検索して購入したのがこの本。

●輝き再び 石見銀山 
●山陰中央新報社

それにしても、石見銀山の解説本がほとんど無いのにも驚いた。

「石見銀山」は戦国時代に、毛利氏の庇護のもとに開山し、当時のポルトガル人の海図にもその名前が記されているぐらい、世界的に注目を集めた銀山であったようだ。

ただし、日本人の私でも知らなかったように、ユネスコで世界遺産として登録されるためには、多くの準備が必要だったようだ。

2005年に開催された国際記念物国際会議(イコモス)でも、そのメンバーから「世界遺産にふさわしい遺産かどうか分からない」といった率直な意見もあったらしい。

とはいえ、こうしてめでたく世界遺産登録が実現したことは喜ばしいこと。尽力された関係者に敬意を表したい。この登録により、平泉の世界遺産登録にも大きく道が開かれたとのこと。岩手県民として心から応援していきたいものだ。