広がり間取りによるリフォームプラン

2008/03/18(火) 未分類
 典型的な中廊下型プランの家をリフォームした事例をご紹介します。※上がリフォーム前、下がリフォーム後
 同じくらいのサイズの家でも、間取りによってで暮らし方がかなり違ってくることがよくわかると思います。
 
 リフォーム前は、中廊下によって各室が分けられていますので、普段家族がいるスペースはとても狭い状況です。アップライトピアノやソファーが入ると、リビングはとても窮屈な感じがします。加えて、玄関の上が吹き抜けているものですから、冬には、玄関ドアを開けると冷たい風が家の奥まで入り込んでしまう状況です。

 リフォームでは、玄関の位置を変更し、リビングと座敷、食堂さらにキッチン(対面式)まで連続させることで、豊かな家族空間が生み出されます。
 吹抜けをリビングに位置させることで、光の演出もできます。子供室は、南の部屋と北の部屋では、かなり環境的に違うプランでした。間に挟まって部屋を分断していたCLの取り方を工夫し、子供室に南北の風が流れるように配置します。これによって、単なる個室ではなく、多目的な利用を可能にするプランに変わりました。

1ページ (全30ページ中)