耐震補強工事
2007/07/26(木)
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昨日、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)の定例勉強会に参加しました。新潟では、平成16年の中越地震に続く震災でした。今回の震災でも、様々な課題や問題が浮き彫りになってきております。「対岸の火事」として済ませるのではなく、私たちにやれることを考えていくことが必要と感じています。震災の犠牲の上に、建築基準法が改正されてきました。大きな節目は、宮城沖地震(昭和53年)、阪神淡路大震災(平成7年)です。宮城沖地震の後に改正された耐震基準(昭和56年)の前と後では、建物の耐震性に大きな違いがあるようです。現在の基準からすると「既存不適格」となる建物も少なくない状況です。
リフォーム事業では、耐震補強の観点がより一層重要になってきております。リフォームで使い勝手の改善のために、間取りを変えることがよくありますが、危険なリフォームにならないためのひとつのツールとして、「ひかりかべつよし」という材料があります。商品名は、いまいちかなと思いますが、開放感を演出しつつ耐震性をアップできる、とてもユニークなツールです。
