しごとスクエアinいわて
2008/07/21(月)
未分類

「聞く」「見る」「体験する」という多面的な方法で、仕事に対する理解を深め、職業選択の幅を広げてもらうきっかけにする、というのが、主催者様(ジョブカフェいわて、岩手労働局、岩手県、盛岡市)の基本コンセプトのようです。
ゆい工房では、昨年に引き続き2度目の参加でした。
体験の内容は、「大工体験」「左官体験」です。
建設業は3K職場のイメージがあるかもしれませんが、実際に働く職人さんは、クリエイティブで、仕事に誇りを持っておられます。パワーも必要ですが、芸術的感性も重要です。何より仕事を通して得られる充実感があります。
もし3Kのイメージを持ったために、職人を指向する人たちが少なくなっていくとしたら、とても残念なことです。
国土交通省では、「200年住宅構想」を掲げていますが、これを現実的なものにするためにも、職人の育成を真剣に考えていく必要があるでしょう。
今回来場された800名の高校生さんの中に、職人志望の方は決して多くはなかでしょうが、カンナ掛け体験や、塗り壁体験などを通して、手づくりの楽しさや、達成感をささやかですが感じていただいて、高校生の方々の心に残る時間になってもらえればうれしい限りです。