キャラクター考

2008/03/05(水) 未分類
 2005年に開催された愛・地球博の際の、イメージキャラクターが、「モリゾー」と「キッコロ」。このキャラクターは、とても愛されたのではないでしょうか。今でも、販売されているようです。

 今回、ちまたで騒がれている、平城京遷都1300年を記念したイベントで用いられるキャラクター(名前がまだないそうですが)については、地元の奈良県内で賛否が分かれているようです。
 奈良には、たくさんの寺院がありその中には、国宝の仏像が多数おさめられていますし、奈良公園の鹿は、最近のテレビドラマにも登場していますが、街中を普通に歩いています。
 そこで考えられたのが、仏像に鹿の角をつけたようなデザインだったのでしょうが、誇り高い県民には受け入れがたいものがあったのかもしれません。

 マスコットキャラクターは、広く親しみを持っていただくためのものでしょう。イメージが伝わるキャラクターを生み出すということはとても難しいものです。そう考えると、彦根城築城400年祭の「ひこにゃん」(写真)や、「ハローキティ」や「たれぱんだ」といったキャラクターを生み出したデザイナーのセンスが、どれほどすごいかということになります。

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