第2回 日本の家づくりサミット
2007/10/22(月)
未分類

テーマは地域循環・自立循環。
基調講演や、各地域工務店の事例報告、下関を拠点とした事業所見学があり、非常に刺激的なサミットでした。
森林資源の豊富な日本では、各地域で地域木材をつかった家づくりが行われています。輸送コストの問題や風土になじむ木材の利用、地域循環型の産業のあり方、継続的な地域の発展など、総合的にみて、地域材を使うことにはとても重要な価値があるわけですが、各地でがんばっている仲間たちの様子を拝見しながら、すばらしい学びの場となりました。
基調講演は『風土と住まいづくり』と題した、三井所清典氏(アルセッド建築研究所所長)による、まちづくり事業の事例紹介。もう一つの基調講演は『生ゴミリサイクルでつくる「元気野菜」』と題した、吉田俊道氏(NPO「大地といのちの会」会長)の、自然循環システムに関する示唆に富んだお話をいただきました。
野菜も生命、木材も生命ですから、捨てるところなく利用していこうという発想は、木質バイオマスの考え方に通じるものがあるようです。※写真は、生ゴミリサイクルで運営する開発団地のエコ畑