博士が愛した数式
2008/08/02(土)
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感想文用に子供が「博士の愛した数式」という本を、読んでいたものですから、
最近、これをちょっと拝借して読んでみました。
実は、DVDで映画の方を見たことがあったので、原作はどうかなという興味もあったので、すらすらと読むことができました。
小川洋子さんの小説で、2003年8月新潮社刊。第1回本屋大賞および第55回読売文学賞受賞した作品です。
はじめは、博士が整数論の世界で、数字にいろんな意味を見出そうとするところに興味を持ちましが、
家政婦とその子供「ルート」との、心のふれれ合いの中で、
数学のみが心の友というような博士が、家政婦や「ルート」がなくてはならない存在になっていく姿が、
とても温かく描かれています。
私も、子供と本の内容について、話題を共有できるようになったのも、なんだか嬉しく、
何かを共有することの喜びを、感じました。