岩手・宮城内陸地震
2008/08/25(月)
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私の実家は栗原市(宮城県の県北で震源に比較的近い地域)なので、当日は、電話もつながりにくいものですから、かなり気をもんでいました。
NTTなどの災害伝言ダイヤルシステムは、家族間で利用の仕方などを、確認しておく必要があります。
今回の震災の被害は、震源地近くの山地の崩落がかなりインパクトが強かったのですが、同じ栗原市でも、私の実家では、テレビが床に落ちまして、ダメになったということで、家具の固定なども考えていく必要が本当にあるなと身をもって感じています。揺れは立ってられないくらいのもので、裏の田んぼにいた父は、道路に這いつくばるしかなかったと話しています。
関東大震災が大正12年(1923年)の9月1日に起こりました。その日のことを忘れずに、教訓にしようとして、防災の日が9月1日に定められました。
災害も数カ月も過ぎると、実際の被災者の方は、忘れるにも忘れられないでしょうが、あまり被害を受けることのなかった人は、まるで何事もなかったかのように日々を過ごすかもしれません。
住宅建築では、宮城沖地震(1978年)、阪神大震災(1995年)の被災を契機に、建築基準等の見直しが行われ法律が改正されました。今回の地震と、阪神大震災の地震の規模はあまり変わらないのに、人的被害の差があるのはどうしてかということで、見解がいろいろと分かれるところです。
都市部での災害と、山間地での災害の差もあるでしょう。関西での建物の造りや、蟻害の問題もあったようです。
いずれにしても、防災意識をもって日々活動していきたいものです。