木造校舎を見学

2007/12/14(金) 未分類
御所湖畔に臨む盛岡市繋小学校では、今年度(平成19年度)から、盛岡市産材を活用した改築工事が行われています。
現在、木工事が進行中で、先日、建築士会の主催による構造見学会が行われました。
参加者は、ゼネコンの監督さんや設計事務所の先生方。
公共建築や一般の商用建築物は木造が少ないのですが、今回は、集成材ではなく無垢の木を使うということで興味深い見学会でした。
シックハウス・シックスクールの問題がありますので、学校施設は、どのような材料でつくっていくか、いろいろと思案をめぐらす必要があります。
ただ、コンクリートの箱を作ればいいという時代ではなくなりました。
無機的な材料が使い続けられてきた数十年の建築の中で、有機的な材料である木のよさにようやく気がついた、「木のぬくもりの再発見」といえます。
木造校舎のあたたかみや、健康面の効果、学習面での効果は、今、広く認識されています。
竣工は来年2月の予定とのこと。

1ページ (全30ページ中)