木を使うということ

2008/11/26(水) 日常
木材の利用推進のために、私たちができることは何か。
いろいろと思案してみました。

治山治水のために山林を手入れしなければならないことや、森林資源の循環的な活用が求められていることもわかります。木を、単純に資源として、また、建築材料として使うということですが、そこには、いろんな物語があるように思います。

当社で使う木は、植えられてから何十年と経過した木です。
植林した人は、実際に、製材として使われる際には、すでに、この世には居ないかもしれません。様々な思いを胸に、山に手を加えてきた方々の思いが込められて育ってきた木だと考えた時、単なる、建築材料というところを越えた意味合いがでてくるようにも感じます。

木を使うということが、世代をつなぐということにもなるのかもしれないと思うこのごろです。

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