岩手最大の古民家

2013/05/10(金) 日常
現場への道のりで、以前から、とても気になる看板がありました。

「岩手県最大の古民家」というものです。

一戸町小鳥谷朴舘20に位置する、「朴舘(ほうのきだて)家住宅」。

主屋は文久2年(1862年)に建てられたとのこと。
桁行(間口)29.9メートル、梁間(奥行き)16.4メートル、総面積150坪の岩手県内最大規模の茅葺き民家。
南部藩領域内の特徴的な民家曲屋と同じく建物内に住居部分と馬屋部分を併せ持つが、曲屋とは異なり馬屋部分が突出しない長方形平面の直屋(すごや)。朴舘家は名子百姓を多く持つ、豪農だったそうです。

この住宅は、平成23年には文部科学省の諮問機関、文化審議会によって「国の重要文化財」に指定されたとのこと。


長寿命の建築物には、それを残していきたいという気持ちの部分がとても大きいだろうと思います。

それにしても、きれいな茅葺の屋根です。素晴らしい。

ゆい工房 鹿野

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