ボツワナの建築-その3

2013/12/30(月) 日常
皆さん、こんにちは!設計課の工藤です。
引き続きボツワナの建築について紹介します。
今回は、ボツワナの東に位置するセロウェをご案内します。
首都ハボローネの北350kmに位置するセロウェは1903年、ングワト族の王であったカーマ3世によって首都として建設され、以後ングワト族の中心地として発展し、ボツワナ初代大統領のセレツェ・カーマの出身地でもあります(第4代大統領のイアン・カーマもここの選挙区より出馬して当選しております)。
また、ボツワナを代表する作家のベッシー・ヘッドは1964年に英領ベチュアナランドに亡命した後、1986年に亡くなるまでここセロウェに住んで作品を発表し続けました。
ベッシーの生涯は僅か48年でしたが、彼女の人生は「南アフリカのアパルトヘイトが生み出した悲劇を体現したもの」と言われています。
上の写真は、前大統領セレツェ・カーマの生家です。
下の写真は、ベッシーの息子ハワード・ヘッドです。
(最近、彼もまた48才位で亡くなっていたことを知りました)