ボツワナの建築-その2

2013/12/12(木) 日常
皆さんこんにちは!設計課の工藤です!
今回は、ボツワナ最北端部の町カサネを紹介します。
ボツワナ北東部のチョベ川沿いに位置するカサネは、チョベ国立公園にスムーズに行ける活気あふれる小さな町です。
カサネはチョベ国立公園の北部の玄関口となっています。
私が初めてカサネを訪れた時には、丁度チョーベランドボードの建設中でした。町にはガソリンスタンドや銀行、商店、川沿いに並ぶロッジなどが数多くあり、町からわずか4kmのところには国際空港もあります。

カサネには貫禄のある古いバオバブの木がありますが、それにはいわくがあります。現在は、木の後ろにレンガの建造物がありますが、それが建てられる以前の20世紀初期には空洞化した木の幹の中心部が長年にわたり地元で牢屋として使われていたのです。

カサネを出てしばらく車で進むと、カサネ急流の近くにあるチョベ川の湾曲部に到着します。このエリアにはピクニックできる場所がたくさんあり、急流の近くで見られる豊富な鳥たちを眺めるにも最適です。川沿いのロッジの多くが行っているリバークルーズは、川辺に集まる鳥や
野生動物を至近距離から見る絶好の機会となっています。
またチョベ川に沈む壮大な夕日は、大変美しい景色の一つです。
カサネからは、西にあるナミビアのカプリビ回廊と、東のジンバブエとザンビアの国境にあるビクトリアの滝という、2つの観光地にも行くことができます。

写真上は、完成されたチョーベランドボード。
写真下は、モワナロッジの中庭です(日本の皇太子夫妻が新婚旅行で宿泊されたホテルです)。