雛人形。

2008/02/13(水) 日常
昨日、保育園へ次男を迎えに行くと雛人形が飾ってありました。

我が家は男の子が二人。私の両親も節句へのこだわりはなく、一応女の子なのに雛人形に馴染みのない私。次男に、上から順に
「お内裏様とお雛様と三人官女と五人囃子とぉ…」
と、ここまでは教えてあげられるものの、その下段に待機している方々の名前がどうにも出てきません。そうしているうちに次男の興味は更に下段の雛道具へ。
重箱を見て、御馳走が入ってる!などと話していたら、横から保育士がススッと寄って来て
「夜になると、その御馳走を食べながらホールでパーティーしてるんだよ!あっ、これナイショだよ!!」
調子に乗った私も
「でもね、夜に早く寝ない子がいたりすると、その子の家までみんなで走ってくるんだよ!これもナイショだけどねっ!!」
男の子はからかうと楽しいもので、話はどんどんあらぬ方向へ…。

このままでは雛人形を愛する方々に申し訳ないので、ちゃんと調べました。
五人囃子の下は宮廷の警護にあたる右大臣と左大臣。その下が衛士(えじ)といい、宮中の雑用やお内裏様の外出時の従者でした。
菱餅の色にも順番や意味があり、なかなか興味深いものでした。時間がある時により追及できれば、雛人形と無縁の過去3○年間を取り返せるでしょうか…。

今朝、保育園へ登園すると玄関正面に飾ってある雛人形から視線はそらさず、なるべく離れて目の前を通り過ぎようとする次男。楽しい桃の節句がトラウマにならぬよう、正確な情報をインプットしなければなりません。

                            工務課 笹渡


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