「暮らしを愉しむ家」実例1・・・楽しいしつらえ「箱階段」

2020/12/19(土) 家づくり暮らし日常

「暮らしを愉しむ」ためには、各所に楽しそうな場所を造るということが、ポイントにあげられるでしょう。

 

家全体で、ご家族がしばしば集まるところに、楽しい工夫を凝らすことで、

面白味が増し、愛着も増してくるのではないかと思います。

今回のケースでは、

隠れ家的なロフトスペースに至るための「箱階段」がポイントに。

階段は、上階と下階をつなぐ機能を持っていますが、登り口(降り口)の位置がどこに来るかで、

家全体の雰囲気がガラッと変わります。

一戸建ての家を計画する上で、階段の性格をどのように考えるかが、とても重要です。

 

階段下収納があると、空間を無駄なく使っていていい、と言われますが、

この箱階段の造作では、細かなあれこれを収納できるとともに、

楽しい雰囲気が、でてくるようです。

 

このお住まいでも、ダイニング横に、カウンターデスクコーナーがあり、

デスク前のメッセージボードには、家族それぞれの情報を貼れる場所になっています。

写真は、完成間もない状況で、何も掲示はされていませんが、

これからの暮らしの中で、彩りが増していくに違いありません。

 

そして、冬の暮らしを愉しむ「薪ストーブ」。

暖房器具ではありますが、それ以上に、冬が来るのが楽しみになるものと言えるのでは。

今回は、クワドラファイアの3100リミテッドエディションを、入れさせていただきました。

燃焼効率もよく、自動燃焼制御システムで着火から本格燃焼までサポートしてくれる機能のあるタイプ。

 

カウンターデスクとは別に、書斎コーナーもあり、

無垢の木のやさしさが感じられ、

家全体が、一体感のあるLDKを中心とした空間で、

ゆったりとご家族をつなぐお住まいです。

 

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