「暮らしを愉しむ家」実例2・・・趣味スペース

2020/12/20(日) 家づくり暮らし日常

建物全体としては、でっぱりへっこみがあると、熱損失が増えるから、

単純な矩形になっていたほうがいいとされる時代ですが、

室内空間には、メリハリがないと落ち着かないものです。

少しくぼんだ所の方が、落ち着けたり、

遊びのある空間こそ、豊かさを感じたりできるもの。

 

今回は、階段の中間に、書棚スペースを設けています。

1階からも、2階からも、アクセスする場所で、楽しそうな蔵書空間になりそうです。

 

 

 

コックピットのようなコンパクトなキッチンですが、

その場で、くるっと回ると、あらゆるところに手が届く、使いやすそうなキッチンになりました。

 

 

 

木造住宅の室内側の間仕切り壁は、その壁厚を使ったニッチスペース。

ちょっとした収納棚が設けられます。

 

 

 

書斎コーナーは、今回はコルクボードの仕上げにしています。

今どきは、PCやプリンターなどのスペースが、必ずと言っていいほど、求められます。

 

 

 

そして、こちらのお住まいも、薪ストーブが楽しみの場所に。

ストーブは、建物の中央部分で、家全体を温めます。2階の床と屋根を貫通し、屋根上に煙突。

チムニートップまで8m位あるので、逆流の恐れなどは少なくなっています。

断熱2重管の煙突なので、やわらかい暖かさが、煙突からも輻射されます。

 

 薪ストーブは、ヨツールF3。世界的な定番となったクラッシックタイプのデザインで、

小さめですが、十分なパワーを感じます。