無垢の板材に自然塗料を塗ってみる。

2014/05/07(水) 未分類
ゴールデンウィークのイベントでは、様々な体験を企画させていただきました。

写真は、無垢板のメンテナンスについて体験していただいているところ。床板材に、亜麻仁油などを主成分とした自然塗料を塗ってみました。

無垢の床板は、化学物質の接着剤を使っていないことや、冬場にひやっとしにくいだとか、特徴が多々あります。

何も塗装せず暮らしている方もいるのですが、ゆい工房では、無垢の床板には、なめても大丈夫な自然塗料を床板にしみこませるようにして塗布しています。これは、手垢止めや水をこぼした際の輪染みを防ぐなどの目的で行います。

メンテナンスをご心配される向きもあるのですが、実際のオーナー様からのご意見などもうかがいながら、充実した体験会となりました。

無垢の床板は呼吸しますので、素足で歩いてもベタベタしないとか、足ざわりの良さが特徴でもあります。呼吸できるようにするために自然塗料を塗布するようにしています。(塗膜を強くするためにはウレタンなどの塗装を施す方法もありますが、呼吸するといった無垢板の特徴は打ち消されてしまいます)

合板フローリングの場合は、接着剤で貼りあわせた薄い板が割れたり剥がれたりしないようにワックス塗を施すという意味合いが強いようです。

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