◎よい家 どっとこむ。008

他の会社にけちをつける営業マンは信用しない。


展示場に訪問すると、どこどこの会社の断熱性能はここが欠点だ・・・みたいな話を丁寧に解説してくれるありがたい営業マンがいます。


とりわけ、プレハブメーカーは総合展示場方式ですから、競合になることを前提としたスタイルです。


競合他社の欠点や想定問答集みたいなマニュアルがあったりします。


また、ホームページやブログで、どの工法はこういう欠点があるなど、するどい解説をしていただける方もいます。


ただ、ここで冷静になって考えてほしいことは、物事を一面だけで(自分に都合のいいことだけで)とらえるのはいかがなものか・・・ということです。


たとえば、「グラスウール」という断熱材がありますが、石油化学系断熱材メーカーは、いまでも水槽にグラスウールをいれて、結露でびしょびしょになって、壁の中で腐るからダメなんて批判をします。


しかし、グラスウール支持者からいわせると、コストパフォーマンスも高いし、プラスチックと違い、廃棄処分の問題も比較的少ないし、地球環境にもやさしい断熱材・・・なんてことになります。


テーブルの真ん中にある花瓶だって右からみれば左に見えるし、左からみれば右に見えるわけです。


自分の家が一番で他社は全部ダメなんて、どう考えてもありえないと思うんですが、あなたはどう思いますか?

1ページ (全2ページ中)