●メンテナンス体制は素直にメーカーに学ぶべし。

2017/07/13(木) 住まいについて

■■■工務店のおやじが語る『住まいの寺子屋塾』■■■ ・・・はじまりはじまり・・・

 

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●本日のテーマ● 『メンテナンス体制は素直にメーカーに学ぶべし。』

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●本日は「家づくりプロジェクト」で意外と盲点かもしれない「メンテナンス(定期点検)」のお話です。

 

●●引き渡し後の「定期点検」体制が大切な理由。

 

1)最初の理由は、単純に家の長寿命化のためには定期的なメンテナンスが不可欠であるから。

2)定期的なメンテナンスが欧米に比べ日本人は不得意。やはりプロの視点でのアドバイスが必須。

3)メンテナンスの耐用年数を大幅に超過した場合、家の構造にも重大な影響が及ぶことも・・・。

 

●●「メンテナンス体制構築」の実際。

 

1)地場工務店で、定期点検体制を忠実に実践しているケースはごくわずか。(お寒い状況です。)*もちろんゆい工房は定期点検をコツコツ実施しています。

2)どんなに「保守SOS」で電話しても見にも来てくれないケースも。こうなると建て逃げ状態ですな。

3)謙虚に学ぶべきは「プレハブメーカー」の定期点検。専属チームを編成し定期巡回。素直に脱帽。ただしこれも、顧客囲い込み戦略の一環。メンテナンス費用は割り高なケースが多いようですが・・・。

 

●●「点検・メンテナンス」の生涯価値で選択する。

 

1)当初の建築コストが安くとも「点検」「保守SOS」対応が無ければ「工務店」の「生涯価値」は暴落です。

2)「工務店」は、地元密着の「街のハウスドクター」を目指したいものです。

3)オーナー様との生涯のお付き合いをモットーに。社会との絆を深めるのも「工務店」の使命です。

 

●本日の『住まいの寺子屋塾』はこれにて「一軒楽着」。 ・・・おしまい・・・