地球環境問題と木造住宅の優位性

2013/03/21(木) 環境問題
 
2007年に発表された「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第4次報告書」によりますと、」地球温暖化は人為的な影響によるものであることが、ほぼ間違いの無いものであることが確認されました。

現在のシュミレーションによれば温室効果ガスの排出量が最も少ない場合で平均約1.8度、最も多い場合には約4.0度地球全体の温度が上昇すると予測されています。

地球温暖化に大きく関連する生活関連分野のCO2排出においても、大きなウエイトを占めるのが住宅です。

上記のグラフは「住宅一棟当たり(約38坪)の炭素放出量」を下記のグラフは「住宅一棟当たり(約38坪)の炭素固定量」を示しています。

鉄筋コンクリートや鉄骨造の建築物に比べ、いかに木造建築物が環境にやさしいかを顕著にあらわすデータです。

とりわけ、木材は将来廃棄処分する場合にも、「カーボンゼロ」と呼ばれるバイオマスエネルギーとして活用することも可能な循環系の素材です。

木造住宅はひとにも地球にもやさしい訳ですね。

1ページ (全2ページ中)