賢い敷地の探し方

2013/02/21(木) 未分類
ゆい工房では、現状約6割のお客様が建て替え、または全面改築(リノベーション)です。
(他の建設会社より建て替え比率が高いのが特徴です。)
ただ少なくなったとはいえ、約4割のお客様は、現在でも土地+新築のお客様ですので、「賢い敷地の探し方」を今日はお話させていただきます。

●最初に確認しなければならないことは、定番の
「なぜ家を建てるのか」という基本的な問いかけです。
答えは、「家族の幸せのため」

「家族の幸せ」の達成のためには、敷地選びから家づくりを始められるお客様の場合、
「家族を幸せにする敷地」+「家族を幸せにする家」の両方を満たすことが必要です。

単純な事なのですが、意外とこの事を理解していないお客様が多いのです。

完成見学会に来場されるお客様に敷地探しを依頼されることがあり、聞いてみると、いい敷地を提案していただいた建設会社で家を建てるとのこと。

残念ながらこのお客様の場合、「いい敷地」が100%で、「いい家」の概念はどこかに飛んでしまっています。
(どこで建てても今の家は同じ建材の家と考えているのだと思われますが・・・。)

そこでアドバイスなのですが、「いい敷地」を探す場合に、まず最初に「いい家」を建てる工務店を先に決定する作業から始めることが大切なのです。

なぜなら、「いい敷地」を探していただいた建設会社が「いい家」を建ててくれる会社でない場合、「家族の幸せ」という家づくりプロジェクトの目的は達成できません。

次は、どうやって「いい敷地」を探すかという方法論的な説明です。

資金面に余裕がある大手住宅会社は、自社で敷地を購入し、分譲していたり(建築条件付きの販売)する事が多いです。

当然、その敷地を購入すれば、その会社で住宅も建てなければならなくなりますから、注意が必要です。

ほとんどの分譲地は、なんらかの住宅会社の縛りがあると考えた方がよく、分譲デベロッパーに確認が必要です。

実際、ゆい工房では、分譲地の購入をあまりおすすめしません。
理由は、利便性はいいのですが、敷地面積があまりにも狭すぎます。いまでは平均60坪をきっていしまっているような状況です。(一番の問題は東・南の採光が充分に確保できないことです。)

ここからが、今日のアドバイスの核心的な部分です。

「いい敷地」を探す場合には、建設する工務店を決定した上で、建築候補地に強い不動産会社に直接出向き、紹介を願い出るのがベストです。(*住宅会社に依頼しない。)

不動産屋さんは、虎の子の自社直接物件が有る場合、住宅会社に情報提供していない場合も多いです。
(不動産仲介料を地主さんと購入者の両方からいただきたいためです。)

よさそうな敷地情報があったら、施工を決定している工務店の担当者に敷地を確認してもらいます。

客観的に建築のプロの視点でチェックしてもらえれば、鬼に金棒といえます。

●今日の要点

1)家づくりプロジェクトの目的は「家族の幸せ」の実現

2)「いい敷地」+「いい家」のためには、まず「いい家」を建設してくれる工務店の決定が先決。

3)「いい敷地」は地元の不動参屋さんに直接出向き、情報提供をお願いするのが一番確実な方法。

4)敷地の情報提供があった場合、決定している工務店に敷地の確認をしてもらうのが良い。


皆様の家づくりプロジェクトの成功を祈念いたします。


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