住宅「特殊工法」は家の寿命を縮める!?

2013/02/04(月) 未分類
今日は、「建築工法」というテーマでお話しします。

現在圧倒的に日本で建築されているのは木造住宅の中でも「在来軸組工法」と分類されるものです。

これを簡単に解説しますと、「木の柱で支える家」ということになるでしょうか。

日本の気候風土が高温多湿なために、四季の変化に対応するために考え抜かれた先人の知恵が、この「柱で建てる木造住宅」なのです。

ここからが、今日のテーマである「特殊工法」で、この定義は少々むずかしいのですが、「構造上に新規の仕組みを付加した家」としておきましょう。

ひところ流行った、開閉式の断熱工法ですとか、パッシブ系の空気循環型の工法、特殊の金具を使用した工法等々・・・。

開発されては、なくなってしまったものも多い「特殊工法」ですが、実は私も過去にはいろいろ試してみた歴史があります。

具体的な紹介はここでは省略させていただきますが、その経験から導き出された結論は、「特殊工法」は家の寿命を縮めてしまうということです。

家の中に組み込まれた、特殊な素材や特殊な技術が、家電製品では5年かもしれませんが、家の場合は50年100年と世代を超えて継承するものですから、孫の代にその特殊な素材や技術が存在しているのでしょうか?

根本的には、家を製品と考える発想から抜け出せない限り、日本の家は便利になって、構造強度もあがるのかもしれないけれど、どんどん増改築不可能な不良建築物を蓄積するだけ・・・。

家づくりをもっとシンプルに考える時にきているのかもしれません。

追伸

先日紹介したTIP構法は私の判断では「特殊工法」ではありません。

日本の伝統的な木造技術を補完していく技術と考えるの妥当だと思います。


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