●住宅工法差別化の終焉!?

2012/01/19(木) 住まいについて

●2007年1月19日 雪のちくもり 

温水パネルメーカーの営業さんと事務所で1時間ほど雑談。

その中でメーカー営業マンがぽつりとひとこと。
「住宅工法の時代は終わった感じですね・・」

住宅業界外の一般の人向けにこの言葉の意味を解説。

10年ほど前「住宅工法」最盛期、工法は建材会社の縦割りであった。

ソーラーサーキット工法・・・イワベニさん
FPの家・・・・・・・・・・吉田産業さん
エアサイクルの家・・・・・・北州さん   といった感じ。

私も外断熱に共鳴し、一時期「ソーラーサーキット工法」を学んだ。
そこで学んだメリットは「高気密高断熱」の思想を基礎から学んだ事。
デメリットは指定部材が高く、相対的に坪単価がはねあがってしまった事。
そして、設計上の制約が多かった事。

「住宅工法」はその後岩手では当時のような勢いはなし。その理由は?


(1)工務店が断熱住宅の基礎をマスターし、「住宅工法」を
   利用しなくなった。(工務店メリットがなくなった。)
(2)お客様が「温かければいい」家づくりから、環境ECO、
   個性的な家、間取り(生活スタイル)ニーズへと多様化した。
   (お客様メリットが無くなった。)

皆さんはどう思われますか?