●ゆい工房誕生3

2008/02/26(火) 未分類
「シックハウス」について真剣に考えるようになったのは、娘がアトピーだったからである。

長男も次男もなんともなかったのに、5歳離れで生まれた長女がアトピーと診断されたのは親としてショックだった。そんなに重症ではないが、夜中に無意識に背中を掻いている姿をみると少々かわいそうになる。

原因はいろいろ考えられるだろう。食生活や衣服の問題、遺伝(?)・・・。やはり行き着くところは「住まい」。

アトピーを始めとするアレルギー体質の子供が急速に増加したのは戦後の高度成長期以降である。それに符合するように住宅の室内空間の「素材」も変化した。ビニールクロスやベニヤなどの合板で作られた床材が主流になった。

この一件が急速に「シックハウス」に取り組む契機になり、それまでの家つくりを見直さざるを得なくなった。これが現在の「ゆい工房」へつながっていくのである。

つづく・・・。

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