●工務店が受注できないこれだけの理由。

2008/02/07(木) 未分類
高気密高断熱工法もこれだけでは、受注のための決定打にはなり得ない。

2×4工法という合理化工法にも取り組んだけれど、私が大工の血を受け継いでいるためだろう、何か嘘っぽくて、どうもしっくり来ない。また日本の気候風土にマッチしてるとも思えない。

いやはや、これからの工務店経営はどうなってしまうんだろう・・・?「しばしじっと手を見る。」

一体なぜ工務店はこれだけお客様に支持されなくなってしまったのだろうか?

地縁血縁だよりの受注方法がまったく通用しなくなってしまったこと。

インターネットに代表されるように、だれでも簡単に情報が手に入る時代になり、近くの工務店で家を建てなければならない義理もない・・。といったところか。

デザインの研鑽がまったく足りなかったこと。

ひとことでいうと、工務店の家はダサイ。大手プレハブメーカーと比較すると格段の違いだ。人柄もいいし、堅実な仕事をしているらしいけど、どうも野暮ったくてね・・。といったところか。

お客様に支持される仕組みをつくれなかったこと。

大手住宅会社は家を「商品」と規定している。まず、「商品」をつくる。カタログをつくる。広告宣伝をし広く認知してもらう。実際展示場で見て確かめてもらう。訓練された優秀な営業マンが個別対応のサービス行う。

工務店にはこれらが何一つなかった。ほんとに困ったもんだ。


つづく。

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