●脚にも心にもやさしい床材を選ぶ

2008/05/18(日) 未分類
私は個人的には、今度家を建てるなら床材は「杉」で創ろうと考えています。なぜなら、「杉」は良い香りがしますし、比較的柔らかい素地ですから足腰への負担が少なくてすみます。

松材特有のやにがほとんどないのもメリットといえるかもしれません。

先月完成見学会をしたお宅でのことです。
この家は店舗併用住宅(床屋さんです)で店舗部分はコンクリートにクッションフロアー仕上げ、自宅部分は無垢の赤松仕上げとしました。

見学会のご案内をしていた社員が驚いていたのは、普段と勝手が違うせいか、店舗部分は脚が疲れるという感想でした。(ただし、業務の特殊性から無垢フローリングが難しいのは事実ですが・・・)

東京ドームも人工芝の下はコンクリートだそうで、普通の球場にくらべ頭にツンツン響く感覚があるようです。人工芝は選手寿命を縮めるなんて評論家もいっていましたね。

身体にやさしいのは分かるけど、無垢の床は傷つきやすいでしょ・・・と反論がありそうです。たしかに合板のフローリングに較べれば柔らかいのは確かですが、逆転の発想でこう考えてみてはどうでしょう。

「床のキズも家族の思い出を刻んでいるんだよ・・・」って。(ちょっとキザかな?)


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