◎よい家 どっとこむ。005

契約のために大切なこと。



設計図面ができ見積書や資金計画書にも納得、次は契約という

時に、最低限チェックしなければならないポイントをお教えします。


それは、設計図面や見積書と同時に、工事のための技術的基準とも

いうべき、「工事仕様書」を一緒にとじこんでもらうこと。



これは、基礎工事の際のコンクリート強度から、構造強度の決め手に

なる金具の指定、防水工事の仕方等を規定したもの。


もっとも簡単に手に入り、今でもスタンダードな工事仕様書は、

住宅金融支援機構が監修している「木造住宅工事仕様書」でしょう。


フラット35融資の際の、技術基準をさだめたものですが、公庫を使う

つかわないを問わず、利用する事が充分可能です。


工事中の品質確保のためのチェック機能がはたらく重要な書類となり

ますので、大手住宅メーカーのような会社独自の「技術基準書」がな

い場合には、お客様から請負契約書に添付をお願いするというのは、

とても賢い方法です。


住宅金融支援機構の仕様書の添付すら拒むようでは、品質管理が

しっかりできている会社かどうか、再検討が必要かもしれませんね。

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