●外観ファサードは地域へのメッセージ

2017/07/10(月) 住まいについて

■■■工務店のおやじが語る『住まいの寺子屋塾』■■■ ・・・はじまりはじまり・・・

 

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●本日のテーマ● 『外観ファサードは地域へのメッセージ』

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●梅津かずおさんの奇抜な家が地域の方から訴訟になったように「外観ファサード」は家づくりの中でも大切な要素です。一緒に考えてみましょう。

 

●●「ファサード」って何? 

「ファサード」とは家のアプローチ側(一般的に玄関側)からの、もっとも人目に付く方角からの全景。私たちも家づくりの際には必ず「外観パース」を作成して、家の表情をチームで検討します。

 

●●「ファサード」が何で大切なのか。

 

1)『第一印象で得する人損する人』なんて題名の本もあるように、「前面ファサード」は地域の人に発信する無言のメッセージと考えられます。

2)ここで押さえておきたいポイントは「完璧美人(自己主張の強い外観?)」が必ずしも「いいファサード」とは限らないこと。

3)「素朴で控え目だけど笑顔がさやかな大和撫子(やまとなでしこ)」なんていう外観が理想かもしれません。

 

●●「外観ファサード」3つのアドバイス

 

1)ひとりよがりにならず「外観ファサードは地域の街並景観を高めるためのもの」と考える。

2)こころに安らぎを与える「木質素材」の採用を検討、外構には木を植える。

3)「家は文化の継承」ととらえ、伝統的で飽きのこない「切妻屋根」の外観を検討したい。

 

●本日の『住まいの寺子屋塾』はこれにて「一軒楽着」。 ・・・おしまい・・・

 

 

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